お茶ができるまで

茶樹づくり

久保見製茶のお茶づくりは苗木の植え付けから生茶の刈り取りまでこだわりの茶樹づくりを進めており、雨の日以外は毎日茶畑に行き、茶樹の様子を観察します。

茶樹が育つまで

苗木の植え付け

地上部の樹勢を立派に育てようとすれば、地下の根を長く伸ばしてやることが必要です。苗木は、根が下の方に伸びていくように、根を曲げず、まっすぐにして植付けます。

一年目の整肢

茶樹の育ってきた枝、葉の付き具合を見ながら、大きく伸びていくように枝の一本一本をハサミで剪定します。

その後の整肢

機械で生葉を刈り取る時は樹勢を均一に保ってやるため、水平に刈り取ります。二葉を残しながら刈り取ります。
秋の刈り取りが終わったら、刈りならしです。新茶の葉が元気に出てくることを思い描きながら剪定します。
元気の良い芽は縞軸のある枝から出ます。5月の新茶が終わった頃、古い枝をカットしてこの縞軸の枝を作ります。
元気の良い茶樹に肥料をやらなければ、その効果は半減します。

施肥など

有機肥料を使います。減農薬栽培がお茶の樹にとって一番良いようです。
肥料は1年間に10a当り80kg程度を使います。ただ、一回に多くの肥料を施しても根が土の濃度障害により阻害されます。お茶の顔色を見ながら、1回の施肥量を少なく、施肥の回数を多くするように心がけています。

生葉から製茶加工

久保見製茶では衛生管理にも細心の注意を払っており、生葉の取り扱いや機械の定期的な清掃とメンテナンスも徹底して行っております。
また、製茶加工の段階では機械任せにせず、自分の手の感覚を大切にしています。
一回一回の作業において、機械の中に手を入れて茶葉の出来具合を丁寧に確認し、細かな調整を加えることで、品質の高いお茶を作ることができます。
より美味しいお茶づくりを目指し、皆様に最高の一杯をお届けするために日々お茶と向き合っております。

製茶加工の工程

1.摘採(てきさい)

適切な成熟度の茶葉を手摘みまたは機械摘みで採取。通常は1芯2~5葉を選択。

2.送風・加湿

採取後の生葉を高湿度の空気で送風・加湿し、品質劣化を防止。

3.蒸熱(じょうねつ)

茶葉の酸化酵素を止め、鮮やかな緑色を保つために均等に蒸す。

4.粗揉(そじゅう)

茶葉を柔らかくし水分を減らすために熱風の中で揉みながら乾燥させる。

5.揉捻(じゅうねん)

茶葉に力を加え、水分を均一にするために揉む。

6.中揉(ちゅうじゅう)

茶葉を解きほぐし、揉みながら熱風で乾燥させる。

7.精揉(せいじゅう)

熱と力を加え、茶葉を緑茶特有の形に整えながら更に乾燥させる。

8.乾燥

揉み上げた茶葉を十分に乾燥させ、香味を引き立てる。
※ここまでの工程で出来た茶葉を「荒茶」と呼ぶ